夫丸(読み)ぶまる

精選版 日本国語大辞典 「夫丸」の意味・読み・例文・類語

ぶ‐まる【夫丸】

  1. 〘 名詞 〙 ( 童の名や下級の役職名の下に「丸」を付けて呼んだところから ) 中世から江戸時代初期のころの人夫・人足・陣夫の称。よぼろ。
    1. [初出の実例]「夫丸に鍬を持せて山に登り、地を七尺に掘て納申」(出典:鎌倉殿中以下年中行事(1454か))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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