精選版 日本国語大辞典 「奈良晒し」の意味・読み・例文・類語 なら‐ざらし【奈良晒・奈良曝】 〘 名詞 〙 奈良地方から産出する晒し布。生平(きびら)を漂白したもので、慶長年間(一五九六‐一六一五)に始まり、麻織物の最上品とされた。なら。《 季語・夏 》[初出の実例]「佐保路なるかたびら雪やならさらし〈良徳〉」(出典:俳諧・犬子集(1633)六) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例