奏杖(読み)ソウジョウ

デジタル大辞泉 「奏杖」の意味・読み・例文・類語

そう‐じょう〔‐ヂヤウ〕【奏×杖】

貴人御前文書を挟んで差し出すつえ。ふばさみ。ふづえ。

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精選版 日本国語大辞典 「奏杖」の意味・読み・例文・類語

そう‐じょう‥ヂャウ【奏杖】

  1. 〘 名詞 〙 文書をはさんで貴人の御前に差し出すつえ。白木または黒塗りで、長さ約一・五~二メートル。ふづえ。ふばさみ。ふみばさみ。
    1. [初出の実例]「史立紫宸殿坤砌。史趨進献奏杖、退入孔雀間」(出典永昌記‐嘉承元年(1106)一二月一九日)

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