奥処(読み)オクカ

デジタル大辞泉 「奥処」の意味・読み・例文・類語

おく‐か【奥処】

《「おくが」とも》
奥深い所。果て。
「常知らぬ国の―を」〈・八八六〉
時間的にへだたった所。将来
「家にてもたゆたふ命波の上に思ひし居れば―知らずも」〈・三八九六〉

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