日本歴史地名大系 「奥小屋村」の解説 奥小屋村おくごやむら 兵庫県:揖保郡新宮町奥小屋村[現在地名]新宮町奥小屋栗栖(くりす)川の源流域にあり、宍粟郡に属した。北は同郡高下(こうげ)村(現山崎町)、南は揖西(いつさい)郡牧(まき)村、西は佐用郡上本郷(かみほんごう)村(三日月町)。慶長国絵図に村名がみえる。初め姫路藩領、元和元年(一六一五)山崎藩領、延宝七年(一六七九)幕府領となる(「池田氏系図」池田家文庫、正保郷帳、「寛文朱印留」「寛政重修諸家譜」など)。元禄一〇年(一六九七)三日月藩領となり幕末に至る(「森家譜」東京大学史料編纂所蔵、旧高旧領取調帳など)。正保郷帳では田方八石余・畑方三五石余。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報