精選版 日本国語大辞典 「奥棄戸」の意味・読み・例文・類語 おく‐つ‐すたへ【奥棄戸】 〘 名詞 〙 ( 「つ」は、「の」の意。「すたへ」の「すた」は、「すつ(棄)」と同根。「へ」は、場所の意か、あるいは「瓮」の意か ) 奥のほうにある、人の棄て場所、あるいは人を棄てる瓮(かめ)。おきつすたへ。[初出の実例]「柀(まき)は以て顕見蒼生(うつしきあをひとくさ)の奥津棄戸に将(も)ち臥さむ具(そなへ)にすべし。〈略〉棄戸、此をば須多杯(スタヘ)と云ふ」(出典:日本書紀(720)神代上) おき‐つ‐すたへ【奥棄戸】 〘 名詞 〙 =おくつすたへ(奥棄戸)[初出の実例]「柀(まき)は以て顕見蒼生(うつしきあをひとくさ)の奥津棄戸(ヲキツスタヘ)に将(も)ち臥(ふ)さむ具(そなへ)にすべし」(出典:日本書紀(720)神代上(水戸本訓)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by