奥殿(読み)おくどの

精選版 日本国語大辞典 「奥殿」の意味・読み・例文・類語

おく‐どの【奥殿】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 奥のほうにある建物。また、特に酒屋の奥蔵をいう。よい酒が秘蔵されているところ。また、その酒。
    1. [初出の実例]「さすがをくどののふるさけのかたぞこひしき」(出典:御伽草子・酒茶論(古典文庫所収)(室町末))
  3. 冷やかしの気持をこめて、奥さんの意にいう。
    1. [初出の実例]「奥殿(オクドノ)の風雲転(うたた)急なる時」(出典:火の柱(1904)〈木下尚江〉四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む