奥相茶話記(読み)おうそうさわき

日本歴史地名大系 「奥相茶話記」の解説

奥相茶話記
おうそうさわき

一〇巻

成立 寛文七年

写本 東京大学史料編纂所ほか

解説 戦国期相馬氏戦記。伊達氏については、一四代稙宗から政宗に至るまでの状況が相馬氏側の目で記述され、天文の乱や慶長五年の白石城攻撃の模様なども述べられる。

活字本 岩磐史料叢書五・「福島県史料集成」五


奥相茶話記
おうぞうさわき

一〇巻 岡田重胤著

成立 寛文七年

解説 戦国時代の相馬氏の戦争史といえる。藩主相馬義胤が家老岡田重胤に命じて祖先勲功家臣戦功を記録させた。

活字本 岩磐史料叢書上・福島県史料集成五

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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