奥聞こうより口聞け(読み)おくきこうよりくちきけ

精選版 日本国語大辞典 「奥聞こうより口聞け」の意味・読み・例文・類語

おく【奥】=聞(き)こう[=聞(き)かん]より口(くち)(き)

  1. ( 相手の心の底は、深く問いただすまでもなく、ちょっとしたことばはしで知られるというところから ) 物事真相は手近なことからわかるものだ、の意。〔俳諧・毛吹草(1638)〕
    1. [初出の実例]「あとさきも聞しめず是程のうらみ給ふはあさあさし、おくを聞より口をきけ、頼もしからず」(出典:浄瑠璃・薩摩守忠度(1686頃)一)

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