奥迫川村(読み)おくはざかわむら

日本歴史地名大系 「奥迫川村」の解説

奥迫川村
おくはざかわむら

[現在地名]灘崎町奥迫川

迫川村の東、みや川上流部に位置する。慶長九年(一六〇四)検地帳(慶安二年写、灘崎町中央公民館蔵)によれば高一三二石余、田五町六反余・畑屋敷三町三反余、屋敷持名請百姓は九人である。寛永備前国絵図では高一二〇石余。のち奥迫川新田一三一石余が開発された(寛文四年備前備中当御代新田帳)。享保六年(一七二一)の田畠一二町余、家数五五・人数三一八(備陽記)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android