奥鏡(読み)おきつかがみ

精選版 日本国語大辞典 「奥鏡」の意味・読み・例文・類語

おき‐つ‐かがみ【奥鏡】

  1. 〘 名詞 〙 神宝の一種である鏡の名。辺鏡(へつかがみ)と対になる。
    1. [初出の実例]「其の天之日矛の持ち渡り来し物は玉津宝と云ひて珠二貫、又浪振る比礼〈比礼の二字は音を以ゐよ。下は此れに効へ〉浪切る比礼・風振る比礼・風切る比礼又奥津鏡(おきツかがみ)・辺津鏡(へつかがみ)、并せて八種(やくさ)なり」(出典古事記(712)中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android