奥高麗(読み)オクゴウライ

デジタル大辞泉 「奥高麗」の意味・読み・例文・類語

おく‐ごうらい〔‐ガウライ〕【奥高麗】

古唐津茶碗の一。形は概して大ぶりで井戸形または熊川こもがい形。ごく薄い土灰釉がかけられ、火度によって種々変化している。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「奥高麗」の意味・読み・例文・類語

おく‐こうらい‥カウライ【奥高麗】

  1. 〘 名詞 〙 古唐津焼の茶碗の一種。文明頃(一四六九‐八七)から天正頃(一五七三‐九二)までの間、肥前国唐津で、高麗焼をまねて作ったもの。釉(うわぐすり)がうすく、赤みのもの(赤出来)と青みのもの(青出来)がある。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む