女心と秋の空(読み)オンナゴコロトアキノソラ

デジタル大辞泉 「女心と秋の空」の意味・読み・例文・類語

女心おんなごころあきそら

女の男に対する愛情は、秋の空模様のように変わりやすいということ。「男心と秋の空」が本来かたち

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ことわざを知る辞典 「女心と秋の空」の解説

女心と秋の空

女の心と秋の空模様はともに変わりやすい。女心が移ろいやすいことを秋の空になぞらえたもの。

[使用例] いにしえからも、変わりやすいものを女の心と秋の空とも例えてありますが、全く掛け値のないところで、わたしの心なぞはそれ以上みなと申そうか、吹き過ぐる風の色にも比べましょうか[福田英子わらはの思出|1905]

[解説] 古くは「女の心と秋の空」といいましたが、今日では「女心と秋の空」の形で定着しています。

出典 ことわざを知る辞典ことわざを知る辞典について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android