女性の雇用平等法(読み)じょせいのこようびょうどうほう(その他表記)new Civil Rights Act

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「女性の雇用平等法」の意味・わかりやすい解説

女性の雇用平等法
じょせいのこようびょうどうほう
new Civil Rights Act

「91年公民権法」。特に雇用面での見えない差別 (glass ceiling=ガラス天井) の解消を目指した法案。 1990年に「公民権強化法」として提出されたが,逆に少数派人数割当てを雇用者側に強制することになることを嫌ったブッシュ大統領が拒否権を発動し,不成立となった。 91年6月に再提出され,上院で再びブッシュ大統領の拒否に合い難航したもののどうにか成立した。

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