女房の妬くほど亭主もてもせず(読み)ニョウボウノヤクホドテイシュモテモセズ

デジタル大辞泉 の解説

女房にょうぼうくほど亭主ていしゅもてもせず

妻というものは、とかくやきもちをやくものだが、夫は妻が考えるほどもてることはないということ。

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関連語 嫉妬 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 の解説

にょうぼう【女房】 の 妬(や)くほど亭主(ていしゅ)もてもせず

  1. 女房というものは、とかくやきもちをやくものだが、亭主は、女房の考えるほどもてることはないものだの意。
    1. [初出の実例]「女房の嫉妬(やく)ほど亭主もてもせずサ」(出典人情本花鳥風月(1844か)四上)

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ことわざを知る辞典 の解説

女房の妬くほど亭主もてもせず

女房というものは、とかくやきもちをやくものだが、亭主は、女房が考えるほどもてないものだ。

[使用例] アハハハハ女房の焼くほど亭主もてもせずで、若いものゆえ気にするも無理のないところです[三代目三遊亭円遊*落語・夢の後家|1891]

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