女房天下(読み)にょうぼうてんか

精選版 日本国語大辞典 「女房天下」の意味・読み・例文・類語

にょうぼう‐てんかニョウバウ‥【女房天下】

  1. 〘 名詞 〙 一家の中で妻が夫よりもいばっていて、権力のあること。
    1. [初出の実例]「世に言う竈将軍、女房天下(ニョウバウテンカ)と打任せけるより」(出典人情本・恩愛二葉草(1834)初)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android