女文字(読み)オンナモジ

精選版 日本国語大辞典 「女文字」の意味・読み・例文・類語

おんな‐もじをんな‥【女文字】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( 昔、女が主として使ったところから ) ひらがな。女手(おんなで)。⇔男文字
    1. [初出の実例]「男もすとは土佐日記女文字」(出典:俳諧・広原海(1703)九)
  3. 女の書いた文字。女の筆跡。女手。⇔男文字
    1. [初出の実例]「女文字(ヲンナモジ)で書いた厚い封書が突然彼の勤め先の机の上に置かれた」(出典道草(1915)〈夏目漱石〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む