好き好む(読み)スキコノム

デジタル大辞泉 「好き好む」の意味・読み・例文・類語

すき‐この・む【好き好む】

[動マ五(四)]多く「好き好んで」の形で)特に好む。とりわけ好きになる。「―・んで苦労をする者はいない」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「好き好む」の意味・読み・例文・類語

すき‐この・む【好好】

  1. 〘 他動詞 マ行五(四) 〙 ( 類義の「すく」と「このむ」を重ねたもの ) いろいろあるものの中の一つを特に好む。とりわけ好む。ひどく好む。
    1. [初出の実例]「人はいさみけなげだてをばすきこのむぞ」(出典:玉塵抄(1563)二六)
    2. 「誰が好きこのんでこんな邪道めいた仕事に精を出したりするものですか」(出典:他人の顔(1964)〈安部公房〉黒いノート)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む