好太王(読み)コウタイオウ

精選版 日本国語大辞典 「好太王」の意味・読み・例文・類語

こうたい‐おうカウタイワウ【好太王】

  1. 朝鮮高句麗(こうくり)第一九代の王(在位三九一‐四一二)。百済(くだら)を攻め、新羅(しらぎ)を服従させ、領土拡張。高句麗最盛期の基礎を確立した。広開土王。(三七四‐四一二

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

改訂新版 世界大百科事典 「好太王」の意味・わかりやすい解説

好太王 (こうたいおう)

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の好太王の言及

【広開土王】より

…故国壌王の子で,諱(いみな)は談徳。広開土王碑文には〈国岡上広開土境平安好太王〉とあり,好太王とも永楽太王とも呼ばれる。王の治績は碑文に余すところなく銘記されており,朝鮮半島に南進策をとって百済,新羅を連年圧迫し,396年には百済王の弟や大臣を人質にとり,また404年には2国の背後にいた倭の勢力と対戦してこれを潰敗させたという。…

※「好太王」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む