好年(読み)いいとし

精選版 日本国語大辞典 「好年」の意味・読み・例文・類語

いい【好】 年(とし)

  1. 相当の年輩分別盛り、または、ある事柄に適当な年頃。その年齢に不相応であるというあざけりの意をこめて使う場合が多い。
    1. [初出の実例]「いい年でわるぢゑをかう源三位」(出典:雑俳・柳多留‐一一(1776))
    2. 「いい年(トシ)をして、馬鹿ァしてあるきゃァしやせん」(出典人情本・明烏後正夢発端(1823)上)
  2. よいことのある年。特に新年を祝っていうことが多い。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 源三位 実例 一一

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む