好年(読み)いいとし

精選版 日本国語大辞典 「好年」の意味・読み・例文・類語

いい【好】 年(とし)

  1. 相当の年輩分別盛り、または、ある事柄に適当な年頃。その年齢に不相応であるというあざけりの意をこめて使う場合が多い。
    1. [初出の実例]「いい年でわるぢゑをかう源三位」(出典:雑俳・柳多留‐一一(1776))
    2. 「いい年(トシ)をして、馬鹿ァしてあるきゃァしやせん」(出典人情本・明烏後正夢発端(1823)上)
  2. よいことのある年。特に新年を祝っていうことが多い。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 源三位 実例 一一

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む