年輩(読み)ネンパイ

デジタル大辞泉 「年輩」の意味・読み・例文・類語

ねん‐ぱい【年輩/年配】

年齢のほど。としのころ。「同じ―の人」
世間なれした年ごろ。中年以上の年ごろ。「―の女性
年齢が上であること。年上。「彼は私よりいくつか―だ」
[類語](1年齢とし馬齢春秋満年齢数え年年回り年の頃年恰好/(2老年老齢後年高齢高年齢年嵩としかさ晩年老境老来老後老いらく

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精選版 日本国語大辞典 「年輩」の意味・読み・例文・類語

ねん‐ぱい【年輩・年配】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 年齢のほど。としのころ。大体の年齢。としばい。としばえ。
    1. [初出の実例]「病人を治するには、まず其年輩を見ることなり」(出典:太平策(1719‐22))
    2. 「つれのおとこもおなじねんぱい」(出典:安愚楽鍋(1871‐72)〈仮名垣魯文〉三)
    3. [その他の文献]〔唐国史補〕
  3. 世間なれした年ごろ。相当な年齢。中年。また、その人。
    1. [初出の実例]「おれ共の様な年輩になると」(出典:颶風新話(航海夜話)(1857)初)
    2. 「世の中に住み古るした年配(ネンパイ)人間なら」(出典三四郎(1908)〈夏目漱石一一)

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普及版 字通 「年輩」の読み・字形・画数・意味

【年輩】ねんぱい

年ごろ。年齢と輩行。唐・白居易詩題〕予(われ)山南の王僕射(ぼくや)・淮南の李僕射と五に事し、三紀(三十六年)を踰(こ)えたり。の年輩、今唯だ三人のみ。榮路殊なりと雖も、替らず。聊(いささ)か長句を題して、擧之・垂二相に寄す。

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