好心地(読み)すきごこち

精選版 日本国語大辞典 「好心地」の意味・読み・例文・類語

すき‐ごこち【好心地】

  1. 〘 名詞 〙 好色な心の傾向。恋の情緒に引かれがちな気分
    1. [初出の実例]「若きほどのすき心ちには、この人をとまりにとも思ひとどめ侍らず」(出典:青表紙一本源氏(1001‐14頃)帚木)

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