好相(読み)こうそう

精選版 日本国語大辞典 「好相」の意味・読み・例文・類語

こう‐そうカウサウ【好相】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ごうそう」とも )
  2. 将来よい事のありそうな、よい人相。また、立派な姿。
    1. [初出の実例]「此の児を見て、悦ばずして云く、種々の好相有りと雖も、未だ家業を継ぐに足らず」(出典:三国伝記(1407‐46頃か)二)
    2. [その他の文献]〔晉書‐羊祜伝〕
  3. よい事のある前兆。さとりが得られる兆し。
    1. [初出の実例]「照公自修道業、専精勇猛。滅罪請験、得好相」(出典:円照上人行状(1302))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「好相」の読み・字形・画数・意味

【好相】こうそう

よい人相。

字通「好」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android