如意輪(読み)ニョイリン

精選版 日本国語大辞典 「如意輪」の意味・読み・例文・類語

にょい‐りん【如意輪】

  1. [ 1 ]にょいりんかんのん(如意輪観音)
    1. [初出の実例]「仏は如意輪。千手。すべて六観音」(出典:枕草子(10C終)二一〇)
  2. [ 2 ] 〘 名詞 〙 ( 如意輪観音の六臂(ろっぴ)を、手練手管の多いのに比していう ) 遊女異称
    1. [初出の実例]「寝無畏(ねむい)と申如意輪の御姿」(出典:雑俳・柳多留‐一一〇(1830))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む