妙見山古墳群(読み)みようけんやまこふんぐん

日本歴史地名大系 「妙見山古墳群」の解説

妙見山古墳群
みようけんやまこふんぐん

[現在地名]今津町福岡

石田いしだ川左岸のやや小高い独立丘陵の尾根筋に列墳状に築造された古墳時代中期から後期にかけての古墳群。全部で三十数基の円墳および方墳からなるが、その内部構造などは不詳。国道一六一号バイパス予定路線にあたる古墳の調査で、実態が解明されつつある。B8号墳は一辺約一五メートル、高さ約一・五メートルの方墳で、周溝内からは水鳥形埴輪や家形埴輪などの形象埴輪が出土した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android