妻訪(問)婚(読み)つまどいこん

百科事典マイペディア 「妻訪(問)婚」の意味・わかりやすい解説

妻訪(問)婚【つまどいこん】

〈つまどい〉の語は記紀,《万葉集》など奈良時代文献にのみみられ,狭義には当時までの,夫婦同居の慣行が十分確立していない段階での,夫が妻のもとに通う婚姻形式をさす。広義には婿入婚に同じ。
→関連項目よばい

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