姥が年代記(読み)うばがねんだいき

精選版 日本国語大辞典 「姥が年代記」の意味・読み・例文・類語

うば【姥】 が 年代記(ねんだいき)

  1. ( 年代記では年代が一番大事なのに、老婆記憶ではあいまいではっきりしないところから ) 不正確でたよりにならないことのたとえ。
    1. [初出の実例]「あのおごのうまれ年に、このふくべがなりてあったと。うばが年代記にて、いよいよ知れず」(出典:咄本・醒睡笑(1628)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android