姥ヶ東西町(読み)うばがとうざいちよう

日本歴史地名大系 「姥ヶ東西町」の解説

姥ヶ東西町
うばがとうざいちよう

上京区上立売通浄福寺一丁西入

町のほぼ中央を東西に上立売かみたちうり通が通る。

町名は寛永一四年(一六三七)洛中絵図に「姥ケ東西丁」とみえ、以後町域・町名ともに変わらない。「京雀」(寛文五年刊)に「とうたい町」とあるのは発音の誤りであろう。町名について「坊目誌」は、市坊が形成される以前、当町域から千本せんぼん通まで姥懐うばがふところとよばれた原野であったことによると記す。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android