姫木(読み)ひめぎ

日本歴史地名大系 「姫木」の解説

姫木
ひめぎ

姫城ひめぎ町を遺称地とする。建武三年(一三三六)六月日の柿木原政家軍忠状(旧記雑録)には、同年五月五日、肝付兼重・兼隆らの籠る「日向国中姫木城」に大将大隅(島津)式部小三郎と大隅国守護代森行重らが軍勢を動員し攻撃したことが記される。姫木城跡は姫城川北の都城市役所南側近くにあった高台にあった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android