嫡々(読み)てきてき

精選版 日本国語大辞典 「嫡々」の意味・読み・例文・類語

てき‐てき【嫡嫡・的的】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「てき」は「嫡」の漢音 ) 血すじの正しい嫡子から嫡子へ代々家督を伝えること。また、そのような家柄正統血脈。また、学問などの諸道の正系を伝えること。ちゃくちゃく。
    1. [初出の実例]「分明衲子流星眼 便是瞿曇的的孫」(出典:狂雲集(15C後)仏成道)
    2. 「哲宗は大祖から正統相続して慶あるぞ。的々相承してあるぞ」(出典:両足院本山谷抄(1500頃)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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