子で子にならぬ時鳥(読み)こでこにならぬほととぎす

精選版 日本国語大辞典 「子で子にならぬ時鳥」の意味・読み・例文・類語

こ【子】 で 子(こ)にならぬ時鳥(ほととぎす)

  1. ( ウグイス自分の子だと思って孵化(ふか)、養育したホトトギスの卵が、雛になると飛び去ってゆくところから ) いつくしみ育てても、結局養い子実子ではないことのたとえ。
    1. [初出の実例]「鶯のすにそだてられ、子で子にならぬほととぎす」(出典:浄瑠璃・心中宵庚申(1722)道行)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む