精選版 日本国語大辞典 「子子餠」の意味・読み・例文・類語 ねのこ‐もち【子子餠】 〘 名詞 〙 ( 「源氏物語‐葵」で、光源氏と紫上の結婚第二日が亥(い)の日であったために出された「亥の子餠」にひっかけて、翌子(ね)の日の結婚第三日に食べる「三日(みか)の餠(もちい)」のことを戯れていったもの ) 亥(い)の子の翌日に食べる餠。また、亥の子餠が翌日にまで残ったもの。ねのこの餠。ねのこ。[初出の実例]「子の子餠先づ上客は白鼠」(出典:俳諧・広原海(1703)八) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例