子子餠(読み)ねのこもち

精選版 日本国語大辞典 「子子餠」の意味・読み・例文・類語

ねのこ‐もち【子子餠】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「源氏物語‐葵」で、光源氏紫上の結婚第二日が亥(い)の日であったために出された「亥の子餠」にひっかけて、翌子(ね)の日の結婚第三日に食べる「三日(みか)の餠(もちい)」のことを戯れていったもの ) 亥(い)の子の翌日に食べる餠。また、亥の子餠が翌日にまで残ったもの。ねのこの餠。ねのこ。
    1. [初出の実例]「子の子餠先づ上客は白鼠」(出典:俳諧・広原海(1703)八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む