子等手を(読み)こらがてを

精選版 日本国語大辞典 「子等手を」の意味・読み・例文・類語

こらがて‐を【子等手を】

  1. 妻、恋人の腕を巻く(枕にする意)という意で、動詞「巻く」と同音を含む地名巻向(まきむく)山」にかかる。
    1. [初出の実例]「御諸(みもろ)のその山なみに児等手乎(こらがてヲ)巻向山はつぎのよろしも」(出典万葉集(8C後)七・一〇九三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 御諸 実例 初出

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android