字去(読み)じさり

精選版 日本国語大辞典 「字去」の意味・読み・例文・類語

じ‐さり【字去】

  1. 〘 名詞 〙 連歌俳諧連句で、同じ字はある間隔をもって用いなければならないと定めたきまり。連歌では五句以上、俳諧連句では三句以上隔てるのが原則同字去り。→去嫌(さりきらい)
    1. [初出の実例]「可打越物〈略〉跡字〈古跡之類は可同折。不然ば字去なるべし〉」(出典:連歌新式追加並新式今案等(1501))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 去嫌 実例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android