存じ寄る(読み)ゾンジヨル

デジタル大辞泉 「存じ寄る」の意味・読み・例文・類語

ぞんじ‐よ・る【存じ寄る】

[動ラ四]「思いつく」「思い当たる」の意の謙譲語
「偽り枕交はせしに―・らぬ祝言結納ゆひいれ」〈浄・関八州繋馬〉

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精選版 日本国語大辞典 「存じ寄る」の意味・読み・例文・類語

ぞんじ‐よ・る【存寄】

  1. 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 思いつく、ある考えが浮かぶの意の謙譲語。
    1. [初出の実例]「又給主存寄分歟」(出典:大乗院寺社雑事記‐寛正二年(1461)九月九日)
    2. 「ゆめゆめそんしよらざる事に候。人のざんげんにてぞ候らん」(出典:義経記(室町中か)四)

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