存命不定(読み)ぞんめいふじょう

精選版 日本国語大辞典 「存命不定」の意味・読み・例文・類語

ぞんめい‐ふじょう ‥フヂャウ【存命不定】

〘名〙 生死のほどがわからないこと。生きるか死ぬかわからないこと。
謡曲春栄(1435頃)「兄にて候ふものは、宇治橋の合戦において重手負ひ、存命不定とこそ承り及び候ひつれ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「存命不定」の意味・読み・例文・類語

ぞんめい‐ふじょう〔‐フヂヤウ〕【存命不定】

生きるか死ぬかわからないこと。
「ある人、もっての外にわづらひ、―の時」〈咄・きのふはけふ・上〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

潮力発電

潮の干満の差の大きい所で、満潮時に蓄えた海水を干潮時に放流し、水力発電と同じ原理でタービンを回す発電方式。潮汐ちょうせき発電。...

潮力発電の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android