存寄(読み)ぞんじより

精選版 日本国語大辞典「存寄」の解説

ぞんじ‐より【存寄】

〘名〙
① 考えていること。思いつき。見。見込。
※虎寛本狂言・鬮罪人(室町末‐近世初)「へ出て、存寄も有らばいふて見よ」
歌舞伎幼稚子敵討(1753)口明「ちと存よりもござりますれば其刀拝見仕たふ存まする」
② 知り合い、知人の意の謙譲語

ぞんじ‐よ・る【存寄】

〘自ラ四〙 思いつく、ある考えが浮かぶの意の謙譲語。
※大乗院寺社雑事記‐寛正二年(1461)九月九日「又給主存寄分歟」
※義経記(室町中か)四「ゆめゆめそんしよらざる事に候。人のざんげんにてぞ候らん」

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