季違(読み)きちがい

精選版 日本国語大辞典 「季違」の意味・読み・例文・類語

き‐ちがい‥ちがひ【季違】

  1. 〘 名詞 〙
  2. それにふさわしい季節とちがっていること。
    1. [初出の実例]「冬咲は季ちがひもよし梅花〈末直〉」(出典:俳諧・犬子集(1633)六)
  3. 季節が、四季それぞれに違いのあること。
    1. [初出の実例]「四季節々(をりをり)の季(キ)違ひは」(出典滑稽本八笑人(1820‐49)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android