孤注(読み)コチュウ

デジタル大辞泉 「孤注」の意味・読み・例文・類語

こ‐ちゅう【孤注】

ばくちで、なけなしの金をはたいて、のるかそるかの勝負をすること。
一かばちかの勝負。危険を冒すたとえ。「孤注一擲いってき

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「孤注」の意味・読み・例文・類語

こ‐ちゅう【孤注】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「孤」は一つ、「注」は投げ出してかけるの意 ) ばくちで、負け続けた者が、最後に所有金のすべてを出して勝負をすること。のるかそるかの勝負。危険をおかすことのたとえ。乾坤一擲(けんこんいってき)孤注一擲
    1. [初出の実例]「孤注といふ字は宋真宋の代にあたり寇準といへるものの伝にある字なり」(出典:随筆・四方の硯(1804)花)
    2. [その他の文献]〔元史‐列伝一四・伯顔伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android