学びて思わざれば則ち罔し(読み)マナビテオモワザレバスナワチクラシ

デジタル大辞泉 の解説

まなびておもわざればすなわくら

《「論語」為政から》教えを受けただけで、みずから思索しなければ、真理には到達できない。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

故事成語を知る辞典 の解説

学びて思わざれば則ち罔し

知識を身につけることと、自分で考えることの両方の大切さを述べたことば。

[由来] 「論語―為政」に出て来る、孔子のことばから。「学びて思わざれば則ち罔し(広い知識を身につけても、自分でそれについてよく考えなければ、本当に理解することはできない)」のあと、「思いて学ばざれば則ちあやうし(ひとりで考えるばかりで、広い知識を身につけようとしなければ、独断に陥る危険がある)」と続けています。

出典 故事成語を知る辞典故事成語を知る辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android