デジタル大辞泉
「独断」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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どく‐だん【独断】
- 〘 名詞 〙
- ① 他人に相談すべきことを相談しないで、自分ひとりの考えで決めて行動すること。ひとりぎめ。
- [初出の実例]「十七曰、大事不レ可二独断一。必与レ衆宜レ論」(出典:十七箇条憲法(604))
- 「韓非の独断は事に害あることども多く候へども大事は独断ならねば出来不レ申候」(出典:随筆・甲子夜話(1821‐41)三九)
- [その他の文献]〔戦国策‐趙策下〕
- ② 深く研究することなしに、自分勝手な考えで判断を下すこと。また、その判断。ドグマ。〔哲学字彙(1881)〕
- [初出の実例]「女親のなき人とは、袴の裾から推測した、作者が傍観(おかめ)の独断(ドクダン)なり」(出典:当世書生気質(1885‐86)〈坪内逍遙〉一)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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普及版 字通
「独断」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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世界大百科事典(旧版)内の独断の言及
【蔡邕】より
…書にたくみで草隷をよくし,〈骨気は洞達し,爽爽として神力あるが如し〉と評される。詩文を収めた《蔡中郎集》,名物制度を論じた《独断》など著述も多い。なお,匈奴の左覧王にやむなく嫁がされ,《[胡笳十八拍]》の作者といわれる蔡琰(文姫)は蔡邕の娘である。…
※「独断」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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