孫手(読み)まごのて

精選版 日本国語大辞典 「孫手」の意味・読み・例文・類語

まご‐の‐て【孫手】

  1. 〘 名詞 〙 長さ五〇センチメートルほどの杖のようなものの先を手首の形に作り、背中などの手の届かない所を掻(か)くのに用いる道具。転じて、思いどおりになること。
    1. [初出の実例]「後生迄孫の手頼むせがき哉〈春可〉」(出典:俳諧・犬子集(1633)五)

孫手の語誌

この漢字表記は近世になってから見えるもので、実際起源は「麻姑の手」に求められるようである。→麻姑(まこ)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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