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麻姑 マコ

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デジタル大辞泉の解説

ま‐こ【麻×姑】

《「まご」とも》
中国の伝説上の仙女。後漢のころ姑余山で仙道を修め、鳥のように爪(つめ)が長く、それで痒(かゆ)いところを掻(か)いてもらうと、とても気持ちがよかったという。
孫の手」に同じ。

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世界大百科事典 第2版の解説

まこ【麻姑 Má gū】

中国の女性の神仙。《神仙伝》に,漢の桓帝の時代,神仙の王遠とともに麻姑が蔡経の家に降臨し,そこで宴会を開き神仙世界のことを語ったという記事が見える。麻姑の言葉の中でも,長生きをして東海が3度まで桑田となるのを見たという〈滄海の変〉の語が有名である。麻姑降臨の幻想的な筋書は,道教教団が7月7日に行った厨(ちゆう)の儀式と関係するとされる。なお麻姑は爪が長く,蔡経は背中がかゆいときにかいてもらえば気持ち良かろうと考えたとあり,いわゆる〈孫の手〉は実は〈麻姑の手〉のことだという。

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大辞林 第三版の解説

まこ【麻姑】

〔「まご」とも〕 中国、神話上の仙女。その爪つめは鳥の爪のように長く、後漢の蔡経という人がこれを見て、痒かゆいところを搔いたならばさぞ気持ちがよいだろうと思ったという話が伝わる。 → まご(孫)の手

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世界大百科事典内の麻姑の言及

【孫の手】より

…先端を小さな手のようにつくった竹の棒で,爪杖,あるいは如意ともいう。《和漢三才図会》によれば中国の伝説に由来するといい,漢の桓帝の代に蔡経という男が神仙の王の訪問を受けた際,若くて美しい仙女の麻姑(まこ)に会い,鳥のような爪をしているのを見て,その爪で背中をかいてもらったらさぞ気持ちいいだろうと想像した話が《神仙伝》にある。唐の杜牧の詩には,愁いがきたとき杜甫や韓愈を読むと,麻姑にかゆいところをかいてもらうようだとうたわれており,麻姑の手が転じて孫の手となったともいわれる。…

※「麻姑」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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