精選版 日本国語大辞典 「孵」の意味・読み・例文・類語
かえ・る かへる【孵】
〘自ラ五(四)〙 (「かえる(返)」と同語源)
※宇津保(970‐999頃)藤原の君「浜千鳥ふみこし浦に巣もりごのかへらぬ跡は尋ねざらなん」
② (比喩的に) 考えなどが十分にかたまる。熟す。
かえ・す かへす【孵】
〘他サ五(四)〙
① 卵を、ひなや子にする。孵化させる。
② (比喩的に) 考えなどをじゅうぶんにかためる。熟させる。
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