宇宙のバブル構造(読み)ウチュウノバブルコウゾウ

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

宇宙のバブル構造
うちゅうのばぶるこうぞう
bubble-like structure

銀河が巨大な泡(バブル)状に分布すること。銀河は太陽のような恒星が1000億個以上も集まったものである。宇宙全体の差し渡しは150億光年といわれているが、そのなかには約1兆個もの銀河が存在する。最近の研究によれば、この銀河は一様に分布するのではなく、直径が6000万光年から1億5000万光年という巨大な泡状に分布することがわかった。宇宙空間には、光っている星のほかに、その10倍にものぼる暗黒物質があるが、銀河の泡構造は暗黒物質によって形成されたという予想がある。[広瀬立成]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

夏至

二十四節気の一つであるが,二至 (夏至,冬至) ,二分 (春分,秋分) の四季の中央におかれた中気。夏至は太陰太陽暦の5月中 (5月の後半) のことで,太陽の黄経が 90°に達した日 (太陽暦の6月 ...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android