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宇宙往還機 うちゅうおうかんき flyback plane

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知恵蔵2015の解説

宇宙往還機

地上から発進し、軌道上で仕事をした後、地上に帰還するタイプの宇宙機。1981年に初飛行をした米国のスペースシャトルは初めての宇宙往還機だが、ブッシュ大統領はスペースシャトルの2010年の引退を表明している。かつてソ連は「ブラン」という宇宙往還機を開発、テストしたが、実用には至らなかった。ソユーズのように、使いきりロケットで打ち上げられ、帰還だけを自力で行うタイプも宇宙往還機とする場合もある。現在米国は次世代の宇宙往還機としてCEVの開発計画を進めており、ロシアも3人乗りのソユーズに続く6人乗りのクリッパーという往還機の計画がある。単段式や2段式の宇宙往還機の実現を目指して、世界中がしのぎを削っている。日本では、垂直離着陸の実験機RVTの基礎開発が行われている。

(的川泰宣 宇宙航空研究開発機構宇宙教育センター長 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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