帰還(読み)キカン

デジタル大辞泉 「帰還」の意味・読み・例文・類語

き‐かん〔‐クワン〕【帰還】

[名](スル)
遠方から帰ってくること。特に、戦場などから基地・故郷などに帰ること。「宇宙から無事帰還する」「帰還兵」
(「饋還」とも書く)「フィードバック」に同じ。
[類語]帰郷帰省里帰り帰国帰京帰参

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精選版 日本国語大辞典 「帰還」の意味・読み・例文・類語

き‐かん‥クヮン【帰還】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 旅先戦地軍隊などから基地、故郷などへ帰ること。〔ロドリゲス日本大文典(1604‐08)〕
    1. [初出の実例]「彼が外地から帰還して家にかえってきたとき」(出典:真空地帯(1952)〈野間宏〉四)
    2. [その他の文献]〔古詩‐為焦仲卿妻作〕
  3. フィードバック

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普及版 字通 「帰還」の読み・字形・画数・意味

【帰還】きかん(くわん)

帰る。もどる。〔戦国策、秦一〕歸す。人、惠王にきて曰く、~今秦の人嬰兒も、皆君の法を言ひ、大王の法を言ふもの(な)しと。~君歸す。惠王之れを車裂し、而も秦人れまず。

字通「帰」の項目を見る

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百科事典マイペディア 「帰還」の意味・わかりやすい解説

帰還【きかん】

制御工学通信工学用語で,増幅器など一つの電気回路,また系統において出力の一部または全部が入力側に送り返されること。フィードバックともいい,入力に対し逆位相で戻される場合を負帰還(ネガティブ・フィードバック)と呼ぶ。負帰還増幅器は,増幅度は減少するが,ひずみも少なくなるので,ハイファイに用いられる。また同位相で戻されることを正帰還といい,発振器や再生増幅器に利用される。
→関連項目アンプ再生(電気)発振発振回路フィードバック

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改訂新版 世界大百科事典 「帰還」の意味・わかりやすい解説

帰還 (きかん)

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デジタル大辞泉プラス 「帰還」の解説

帰還

英国の作家ディック・フランシスのミステリー(1991)。原題《Comeback》。競馬界を舞台にしたシリーズの第30作。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「帰還」の意味・わかりやすい解説

帰還
きかん

フィードバック

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「帰還」の意味・わかりやすい解説

帰還
きかん

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世界大百科事典(旧版)内の帰還の言及

【フィードバック】より

…本来は制御工学や通信工学の用語。帰還ともいう。N.ウィーナーがサイバネティックスの中心概念の一つとして取り上げてから一般的にも使用されるようになった。…

※「帰還」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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