デジタル大辞泉 「宇江佐真理」の意味・読み・例文・類語 うえざ‐まり【宇江佐真理】 [1949~2015]小説家。北海道の生まれ。本名、伊藤香。平成7年(1995)「幻の声」でオール読物新人賞を受賞しデビュー。同作が連作化された「髪結い伊三次捕物余話」シリーズで知られる。6度直木賞候補となった。「深川恋物語」で吉川英治文学新人賞受賞。他に「余寒の雪」「神田堀八つ下がり」など。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
知恵蔵mini 「宇江佐真理」の解説 宇江佐真理 日本の作家。1949年、北海道生まれ。95年、時代小説「幻の声」でオール讀物新人賞を受賞し、デビュー。受賞作を含む連作「髪結い伊三次捕物余話」シリーズは代表作となり、フジテレビ系列でテレビドラマ化もされた。2000年に『深川恋物語』で吉川英治文学新人賞を、01年には『余寒の雪』で中山義秀文学賞を受賞。他に「泣きの銀次」シリーズ、映画化された『雷桜』、第129回直木三十五賞候補となった『神田堀八つ下がり』などがある。15年11月7日、乳がんにより死去。享年66。 (2015-11-10) 出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報