宇治関白高野山御参詣記(読み)うじかんぱくこうやさんごさんけいき

日本歴史地名大系 「宇治関白高野山御参詣記」の解説

宇治関白高野山御参詣記
うじかんぱくこうやさんごさんけいき

一冊

別称 高野山参詣記・関白頼通公高野御参詣記・永承三年高野山御参詣記 平範国著

成立 永承三年

写本 国立国会図書館・内閣文庫ほか

解説 藤原頼通一行が永承三年一〇月一一日出発、同二〇日に帰洛するまでの日記。船を利用した参詣で、淀川を下り、摂津和泉なども海岸線を船を用い、さらに紀ノ川をさかのぼり高野政所(慈尊院)へと至り、高野山に登っている。その間各地の社寺に参詣、奉納の様子などを伝える。

活字本 「続々群書類従」五、「山岳宗教史研究叢書」三

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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