宇津井川村(読み)うついがわむら

日本歴史地名大系 「宇津井川村」の解説

宇津井川村
うついがわむら

[現在地名]大正町打井川うついがわ

現大正町の南端に位置し、東南の現佐賀さが町境から流れ出て、打井川西ノナロで仁井田にいだ川に合流する打井川流域を占める。上山かみやま上分かみぶん一村。「土佐州郡志」は「打井川村 東限上宮村、西限上岡村、南限伊与木界、北限北之川分、東西二町南北二里、戸凡四十七、其土黒」と記す。

村名は慶長二年(一五九七)上山郷地検帳にみえ、検地面積は一二町六反余、屋敷数は三六、うち居屋敷三二。元禄郷帳によると本田高一二六石余。「西郡廻見日記」では新田高一二〇石ほど。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android